エリートなら怒鳴るな、おやじ!

スワンナプーム空港が占拠されていた1週間


パタヤー近郊のウタパオ空港が代替空港として使われた



オレは足止めされたお客様を日本に返すために三日三晩


航空会社の日本支社に国際電話をかけた



なぜって、バンコク支社は電話がパンクしていたから



航空会社は焦っていた、どこ行きの便も空いていないという


でも、オレは諦めずに粘った


そして、決して憤りはしなかった


(だって航空会社が悪いんじゃないんだもん)




交渉はお客様になりかわり、こんな形で進めた



「いやー、悪いねー、わがまま言って


今回はアンタ方が悪いんじゃないよね


大変だろー、毎日、がんがん電話がかかってきちゃってさ


でも、オレはどうしても帰らなくちゃならないんだ


助けてくれよ・・・」




航空会社のスタッフだって、人間だ


毎日の問合せにうんざりしているにちがいない



だから、相手の気持ちをまず察してやり


苦労をねぎらったあとにこちらの要求を伝えれば


案外、それなりの対処をしてくれる




案の定、3日目くらいから、空席が出てきたらしく


経由便だが なんとかタイを出国できることになった



当日のウタパオ空港


お客さんは無事、便に乗れた




しかし、残念な光景もあった



カウンターで怒鳴り散らしていた日本人の中年ビジネスマン


(風采からしておそらく一流企業につとめるエリートだろう)



当日の便には乗れなくなった様子



急いでいるのはわかるけど


こういう場合は相手を責めてはいけないんだよ、おじさん



相手だって人間、責められて仕事したくはないんだろう


それに今回は航空会社の責任じゃないんだから



うちのお客さんは、ハプニングで席がダブルブッキングされており


ビジネスクラスに急遽アップグレードとなった



この差はなんだ?


心の余裕か?



【教訓】


ハプニングが起きたときは、それを処理してくれる人間に


最大の便宜と敬意を払うこと


それがもっともスムーズな結果を生む



わかったか、エリートおやじ!

(実際、ウタパオ空港でイライラしていたのは、仕事がらみで来ていた日本人ビジネスマンだけでした)



















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