タイ人がお金に執着する理由と対策

【タイ人は気を抜いてもいけないが、あまり神経質に心配するようなこともない】

というのが私が6年住んでいて感じていることだ。

タイ人がお金に執着しているように思えるのは、貧しさが原因にあるのだ。


彼ら自身には深い考えはないのだが、かつて貨幣経済でなかったときタイ人はお金に囚われることなくのびのびと暮らしていたのが、先進国からモノやお金の経済が入ってきてしまったため本来”豊かな”だったタイの人々が”持たざる者たち”になってしまったわけである。

貨幣経済(お金がないと生活できない社会!!)はタイ王国にも普及し、ひたすら生活のためにお金を無心する光景が見られるようになった。


ねぇダーリン、お金ちょうだい・・・これは生活のためにしているだけだ。坊主の托鉢と同じだ。


こんな基本的な事実を、私は知らなかった。少なくとも住み始めた当初は。


そうだ、彼らは生活のためにやっているんだ。


単なるおねだりじゃないんだ。


生活のためなら、そりゃ真剣になるわな



お金もらえないと大変なことになる


生活できなくなるもん、だから挙句の果てに


人を脅迫したりもする、殺したりもする



耳の痛い話だが、これまでの日本の豊かさは東南アジアの安い労働力に支えられてきたところがある。


その意味では、日本に行ってしまった豊かさをアジアに戻してあげるという意味では、ある程度彼らのためにお金を使ってあげる(お客様はそれなりのサービスを受けるわけですから文句はないわけだ)ことは彼らのためであり、われわれのためでもあるのだ。

別にわが社を使っていただかなくともこの国に少しでもお金を落としてくだされば、彼らの生活も助かるわけだ。

初めて訪タイする人にこのようなことを申し上げるのは心苦しいものだが、われわれはアジアの同胞としてこのことに思いを馳せるべきだと思うのだ。


個人として旅行を多いに楽しむこととは大事だが、どうしてそれができるのか深く考えて見るべきだと思うのだ。


われわれはアジアのおかげで豊かになった(少なくとも経済的には)

だったら今こそは互いに助け合うことが必要なのだ

それと商売の子に嫉妬してはならない。


一人のタイ人(商売の子)が何人もの外国人と日本人を相手にしているのではないか、とう懸念がよく寄せられるがその気持ちはよくわかる。


誰でも自分ひとりだけを見てほしいというのは人情だから

だが、それはお客さんがその子の面倒を一生みられる場合の話だ。

たいていの旅行者は数日で帰国してしまうので、そんなことはできない。


だいたい自分が本国に帰ってしまっている間、そのボーイは誰が世話するのだ?

毎月定期的に送金でもしてやらない限り、自分ひとりのもの(オンリー)にしておくのは不可能というものだろう。

これは彼ら(ボーイたち)が悪いのではなく、彼らの根底にある貧しさが原因なのだ。


タイでは職業訓練や必要なスキルも身につける機会もなかったわけだから、こうして体を売るしかないんだ。これこそ事実だ。


(タイ馬鹿政府の役人たちは自分たちの取り分ばかり考えていて、国民全体の利益を考えていないのだから)


そういったことを考えれば彼らの立場にご同情いただけるだろう

だが、実際、たいていの場合、ボーイ君は白人(西洋人)に好かれる顔か日本人(東洋人)に好かれるかがほぼ決まっており、誰からも好かれるということは極めて少ない。

それと複数の人間を相手にするといっても相手はほとんどの場合旅行者で年に数回しか来られない。


あとはお客さんがどのくらいそのボーイ君に期待するか、ということになる。


いわゆるボーイ君に入れ込むお客もいるにはいるが、入れ込んだところで数日後には【帰国】という”冷たい仕打ち”が待っている。


こうして日本とタイとで距離があるのだから、”バカンスの時だけの恋人” 的な感覚で付き合われると良いですよ(少しドライですが・・・)とお客様にはアドバイスしている。(そうすると気が楽だ)

いわゆる外国人理解のためにはある程度、その国に住んでその国民と関わったことのある人間の話を聞くことが参考になると思う。

南国に夢物語はある程度、存在する。

だが夢を実現するには精神的な土台と強さが必要なんだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

twenty + eighteen =