いま日本を救えるのは韓国車だけか!?

冗談のような本当の話である。

もう10年以上前のことになるが、フィリピン人の友人数名とフィリピンのネグロス島を旅行した。

ネグロス島というのは日本人にはあまり知られていない島だが、フィリピンでは砂糖の生産が最も盛んな島である。近年はダイビングなどのリゾートとしても注目されている。ドゥマゲッティ市の南にあるアポ島はネグロス島本土から30分の場所にあり、珊瑚や熱帯魚が多くダイバーの憧れの島と注目されている。

われわれ一行は、このネグロス島に友人の家族が住んでいたので、観光がてら会いに行ったのである。

ネグロス島というのは非常にユニークな島であり、政治的にも文化的にも二つに分かれている。

東側は中部ビサヤ地方に所属するネグロス・オリエンタル州で、西側は西ビサヤ地方に所属するネグロス・オクシデンタル州に分かれている。

われわれは、ネグロス島の主要空港であるバコロド空港で、運転手付きの車をチャーターし、この島のオリエンタル(東部)州へ向かった。

そのときチャーターした車がKIA(キア)であった。

KIAを知らない人も多いだろうから、少し説明しておくと、起亜自動車(きあじどうしゃ)は、実は、大韓民国第2位の自動車メーカーである。

2016年の売上げ台数は330万台で、世界第8位である。かつてはマツダ、フォード・モーターと密接な関係だったが、1998年の経営破綻を境に現代自動車の傘下に入って以来、現代と密接な関係となり、「現代-起亜自動車グループ(現・現代自動車グループ)」の一部になっている。要するに吸収されたのだ。

しかしながら、そんなことはどうでもよい。

というかKIAというブランドを知っている人さえ、日本には少ないであろう。

そもそも日本人は日常的に韓国車のことを話題にさえしないのだから。

 

もし、KIAが高性能かつ高品質かつ美しいデザインを持つ車であったら、とっくにファンが我々に代わって宣伝しているはずだから。

それがそうなっていない、というのは、それなりの理由があるのだ。(あの国が得意とする技術のパクリ、盗んだデザイン、でも、どこをどう見てもダサい、としか言いようがない)

 

アメリカ在住のお客様によれば、米国で韓国車に乗っているのは、黒人か貧困層らしい。理由は簡単、値段が安いからだ。でも、買って半年もしないうちにトラブルに見舞われるらしい。

 

話を元に戻すと・・・KIAの知名度などどうでもよい。その品質が問題なのである。

私たち一行は、このKIAに乗り込み、ネグロス島のオリエンタル州(東部)からオキシデンタル州(西部)へ向かった。

途中、峠の山道に差し掛かったとき、生まれて初めて、ある信じられない光景を目にしたのだ。

突然、上り坂の途中で、KIAのエンジンが止まったのだ。

慌てて運転手はエンジンを掛け直したが・・・

その後、運転手が目いっぱいアクセルを踏んでも、車はまったく動かなくなってしまったのだ。

ギアはちゃんと入っている!

電気系統も問題なさそうだ!

運転手は、確かにブレーキではなく、アクセルを踏んでいるのだ!

でも車は1センチも動かない。

運転手は頭にきて、さらにアクセルを踏み込んだ。

もうペダルが床にペタンとついてしまっている。

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