例えば・・・
あの人はミャンマー人
あの人はラオス人
あの人はカンボジア人
とだいたい見分けがつくようになる
また、外見上の特徴ではなく、発せられる言語からどこの国の出身かを識別することもできる
正確には言語を聞く者が、ある程度その言語を知っている必要があるが
そうでなくともタイにいる場合はタイ語でないかどうかぐらいはわかる
言語的にカンボジアで話されている言語はクメール語といわれるが
カンボジアはタイよりも英語教育に熱心と思われることから
彼らとのやりとりは英語となることが多い
面白いことに
ミャンマー人、ラオス人が英語は苦手なのに反して
ベトナム人、カンボジア人は英語に関心が高い
あとはカンボジア人同士が話している場合、明らかにタイ語の響きとは異なるのでそれで見分けることもできる
これはベトナムやラオス、ミャンマー人を見分ける場合も同じ理屈である
ところで、ゲイタウンで店をやっているオーナー経営者たち(タイ人)
あるいは店のママさん(タイ人)に聞いてみたが
彼らもその理由ははっきりしないのである
タイ人の極めてゆるゆるで優雅な答えによれば
【ここにいるから雇っているだけよ】
というなんとも情けない答えが返ってくる
そこにはもっともらしい
”貧しい国の人間は稼げるならどこへでも行く”
という事実があるのであろう
(北朝鮮のように国民が自由な出国を禁じられていない限り)