落ちてゆくセレブたちの収入

今年になって一体何人のセレブだったお客さんがリストラされたニュースを聞いただろうか

数年前まで解雇やリストラなどという言葉はお客さんたちからは聞かなかった

だがいまやそれは日常語であり、かなり頻繁に聞かれるようになった

タイに旅行に来るのも、忙しい合間を縫ってとかやっと休暇を取ってではなく

会社から首にされて暇になったから・・・

早期退職のお金が入ったから・・・

そんな理由が多くなった

一見良いようだが、それは縁切り(最後)のお金だ

失業保険がどれだけ短期間で終わるかはわかっているだろう

たとえ1年間もらえたとしても、次の年からはさっさと新しい仕事を見つけなければ

たちまち食えなくなるのだ

彼らにもう収入の道はないのだろうか?

うん、たぶんないだろう、それにいまからどうしろ、というのだ

40代のセレブならまだいい、50代ともなると、かなり難しいといわざるを得ない

会社リストラされる前に、自分からやめたほうが絶対いい

それもやめるなら40代のほうがいい

50代になってからではリスクが大きすぎる

今現在、公務員と特定の大企業に勤めている人以外は

可処分所得が極端に少ない

というか原資が少なすぎるのだ

(実は公務員が最も危ないのだが、いまだに変わらぬ公務員信仰というものがあって、公務員だけは安心と思っているらしい、悲しいがそれが公務員なのだ・・・)

今週末はバンコクで過ごしたが

バンコクの街も全然活気がない

ハイシーズン到来とともに高まっていた期待は見事に裏切られたようだ

血走った呼び込みのお姉ちゃんにおにいちゃん

乱立するマッサージ店と風俗店、飲食店にデパートなどなど

特に日本人相手にしている観光業者からはひどい落胆の声

だが、業者の収入を支える観光客の数は全然増えていない

業者の収入源はタイ本土ではなく日本(欧米も含む)からのマネーだ

だが、いまはその日本と欧米が地に落ちている

国債保有高?

バカな話をしないでほしい

いまや小学生だって

アメリカの国際が紙くずだってことを知っている

その紙くずをつかまされている日本がこれからどうなるか

想像したくもない

恐ろしくて仕方ない

わが身に降りかかる災厄というより

世界全体がどんな嵐に吹かれるのか

もうドル札には何の裏打ちもないのだから

頼れるものは畑で育てた野菜しかない

それが唯一の生きてゆく糧なのかもしれない

お願いだから政府は虚偽のカネをつかまされて

米国債を保有しているなどといわないでほしい

所詮米国は換金するつもりなどないのだ・・・

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