タイに住みたい、なんて気安く言うな!

【タイに住みたい、なんて気安く言うな!】

タイは微笑みの国だから、住めばきっと心も穏やかになる

だろうと考えるのは日本人としてはやや早合点な考えだと思います。

タイを微笑みの国と言う人がいますが、それは半分間違いです。

もう少し注意深くタイ人を観察してみる必要があると思います。

タイ人の微笑みは思慮深さがないゆえの微笑みであり、何も考えていないが故の微笑みなのです。別の言い方をすれば、無邪気さオンリーの微笑みです。

本当の微笑みとは幾多の試練を乗り越えたのち、思いやりと思慮深さに支えられた微笑みであるべきだと私は思っています。

思慮深さを育てるためには正しい教育それも愛に裏打ちされた教育が必要です。

タイに憧れ、長期滞在を希望する人は多いです。

それはそれで歓迎すべきことですが、一方で挫折し、早々と帰国する人も多いタイです。

こんなことを防ぐためにも、タイとタイ人の本質を理解する必要があると思います。

タイに住みたい、タイ人と長くかかわりたいというのであれば、すばりこう言いたいです

【タイに船出する前に、たくさんの覚悟と諦めを積み込んでおく必要がある】と。

その一旦はあなたが過去にタイ旅行中に感じていたことです。

ただ、そのときは旅行者だったから、一時的なこと、と済ませていたのです。

長期滞在となれば、それが現実にあなたに迫ってくるのです。

あなたはかつてタイ旅行中に道路を横断しようとして怖い思いをしたことはないでしょうか?それは車を運転する人たちに、弱者をいたわる教育が施されていないからです!

運転マナーそして弱者保護の思想が抜け落ちているのです。タイは純然たる車優先社会であり、人間など虫けらのような扱いをしています。これが金持ち優先社会の特徴です。

こんなことはそろそろやめにしなければなりません。

一方、タイでは金持ちといわれる層にもモラルがありません。

従業員を低賃金でコキ使い、大儲けしているヤカラが居たり、金にモノを言わせて、仕組みや制度を悪用し、特権階級に取り入っている連中がたっぷりいます。

タイにいる金持ちはほとんど成金ということになります。
高級車を乗り回しているだけの馬鹿が、残念ながら、多いです。

タイの道路には歩道らしきものがありますが、歩道という歩道は商店に占有され、歩道は段差だらけで歩こうにも歩けません。

タイの道路にはバリアフリーというものがありません。バリアだらけです。

とても車椅子で映画館などへは行けません。

その他インフラ(電気、水道、インターネット、ありとあらゆるインフラ)がまったくといっていいほど整備されていません。

不整備極まりないです。

下水はにおいまくり、電線からは火花が散っています。

道路はボコボコ、街灯はなくちょっと横道に入ると真っ暗です。

野良犬わんさか、吠えられたり、噛まれたりすることしょっちゅう。

こんな状態で・・・・

タイが”東南アジア経済のけん引役?”

良くそんなこと言えるな、と思います。

タイが好き!タイで暮らしたい!

と思う人はこの点を十分に覚悟した上で、移住の準備をする必要があると思います。

規則や認可を売るばか王国タイランド

三等国では当たり前のことだが

地球上でこれ以上の悪は存在しないだろう

そもそも守れないような規則を作っておく

そしてそれを守れないやつに向かって

規則違反だから、罰金を払え

罰金、なんと心地よい響きの言葉だろう (役人にとって)

罰金、なんと不条理な言葉だろう(理性ある良識人にとって)

そもそも本当は罰金なるものは存在してはならない

だってそうだろ・・・

罰金払えばなんでも許されるなら

人を殺しても罪が消えることになる

現在のタイランにおける

あらゆる命令、規則、法律は

破られることが前提で作られている

そしてそれは国民を生かすためではなく

守れない人間がわんさかいるから(そもそもそのように教育していないから)

それを利用して儲けようという

役人、政府の生き延びる術なのである

いってみれば苦肉の策である

あらゆる規則、法律、規制など

それを破る者がいるからこそ

罰金が取れるのだ

今回のクーデター、夜間外出禁止令など

うまく利用して儲けている人たちがいる

その人たちこそ

決まりを作った張本人たちである

だから権力者たちは面白くて辞められない

残念ながらここに腐敗しきったこの国のシステムがある

だからいつまでたっても好きになれないのだ

この国の政府は