人はそばにあるものを取りたがる・・・ラン島死亡事故に思う

エメラルド海岸

人はそばにあるものを取りたがる・・・ラン島死亡事故に思う

昨日(2013年11月3日)大勢の観光客でにぎわうラン島の沖で

フェリー沈没の死亡事故が起きた

日本人の乗客が乗っていたとの報道はないが

タイ人中国人そのほか外国人(おそらくロシア人)が死亡した

乗客の半数はロシア人だったというから

地元の旅行代理店が、ここぞとばかりにロシア人を乗せたに違いない

またマイペンライの地元の業者がそれに異議を唱えなかったのも容易に理解できる

誰がラン島を良いといったのか?

私にはまったく理解できない

すでにケンと10年前にタイに来たときこのラン島に連れていった

(それはケンにとって生まれて初めてのパタヤーだった)

【ああこの島は終わっているな】

と直感した

そもそもそれまで、地中海とかカリブ海とかグレートバリアリーフとか

いやいや有名どころではなくても、ダイバーたちが憧れるフィリピンの島々を見てきたから

ラン島が世界的に見て、どれだけのレベルにあるかわかっているつもりだったが

悲しい人間のサガで、

【これだけ話題になっているのだから、きっと良い場所ではないか】

【話の種に一度は行ってみよう】

と考えてしまうものだ。

だが、世界には世界三大がっかり(※)以外に、行くべきでない場所はたくさんあるのだ。

もし、これを読まれている方がいるとすれば、

ご自身の【直感】に頼られることをお勧めしたい

それがネットであれ、ブログであれ、写真集であれ

心惹かれるものがあれば、それが何かを意味している

直感的に、ここはたいした場所ではない、と思うなら

世間様がどう言おうが

断固拒否したほうがいい

というか行くのはやめにしたほうがいい

逆に、あんまり人気なさそうでも

自分に何か感じるものがあったらぜひ行って見られることをお勧めする

私自身の経験で申し訳ないが

すごく良いと思ったところ

イタリアのサルディーニャ島にあるエメラルド海岸(巻末の画像をご覧ください)

実際に行って見てまことにすばらしいところだと思った

きょうのお話の最後に

※これまでの人生でもっとも美しかったと思われる島の写真を

残念ながら、この島の情報を日本語で見つけようとすると非常に限られている

美しい場所と観光地というのはちがう

美しい場所というのは、実は誰でも簡単に見つけられるような場所ではないんだ

さんざん探して見つかったというのがそういう場所なのかもしれない

ラン島に行ってみたいという人のことは責めないが

だいたい安易な場所に行きたがる人というのは

結局、努力しないで世間に流されやすい人

他人に依存しがちな人ということなのだろう

人はそばにあるものを取りたがる

なぜならそのほうが簡単だから

でも、ちょっと待って・・・

本当に美しいものを見たいなら

そこで感動したいなら

手を抜いてはいかんということだ

本当の旅をしたいならお問い合わせください

ご質問ご相談ございましたら、いつでもお気軽にメールください

※世界三大がっかりは次の通り
1) シンガポールのマーライオン
2) コペンハーゲンの人魚の像
3) ブリュッセルの小便小僧

イタリアのサルディーニャ島の位置とエメラルド海岸の画像

さようなら日本!こんにちはタイ!-アルディーニャ島はどこ?

さようなら日本!こんにちはタイ!-エメラルド海岸(悲しくなるぐらい青い)

パタヤー・ラン島沖での死亡事故について
http://www.afpbb.com/articles/-/3002615

下着泥棒するくらいならパタヤーに来てよ、おじいちゃん!

恥ずかしい話だが、高校生のとき憧れていた同級生の脱ぎっぱなしの体操着の匂いを嗅いだことがあった。

匂いや香りは脳幹に近い部分に作用する重要な要素だから画像などより何倍も強い刺激となる

この下着泥棒のおじいさんの気持ちもわからなくはない

年齢的には常識を通り越して、厳格とも思える規則のなかで生きていた年代のはずだ

それがこともあろうにこのような行為に至るとは

このおじいさんがゲイであったのかどうかは不明である

単に世間を騒がしたかったのか

加齢で感覚が狂ってしまったのか

どうでもよくなったのか

極度にストレス溜まっていたのか

この人の人生を細かく調査したわけでもなく、話を聞いたわけでもないが

すべての事象に原因と結果があるように

何の原因もなく、このようなことが起きるとは思えない

その背景には本人でもコントロールの利かない事情があったに違いない

そういった事態をもたらした原因のなかにきっとストレスはあるのだろう

ただでさえ生き辛い世の中だ

成人男性の下着にファンタジーを求めてもそれを単純に

変態の犯行と片付けてしまえるほど簡単ではないように思う

この事件の奇異さというよりも悲しさを感じる

タイ在住の私としては

パンツ盗んで晩節を汚すくらいなら

「オトコのパンツなんか通りでいっぱい見られるよ~」 の

パタヤーに来ていただきたかった

ここなら血気さかんな若者が

堂々とゴーゴーの舞台で

パンツ一丁で踊っているのだから

いまにもパンツを盗みたい気持ちの方はこちらからご相談ください

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<オリジナル記事>はこちら

岩手県奥州市で16日夜から開かれた「蘇民祭」で、男性の下着を盗もうとしたとして、岩手県警水沢署は17日、大和町吉岡、無職、 宍戸次夫容疑者(72)を窃盗未遂容疑で現行犯逮捕した。同署によると、宍戸容疑者は「(男性の)パンツが欲しかった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は同日午前4時35分ごろ、奥州市水沢区の黒石寺の祭り会場内にある待機所で、
同市胆沢区の地方公務員の男性(33)の下着や衣類などが入ったリュックサックを盗もうとしたとされる。

 蘇民祭は下帯姿の男衆が護符を奪い合う勇壮な祭りで、同署によると、待機所は参加者の着替えや荷物の置き場になっていた。
半裸の参加者たちの中で、服を着たままの宍戸容疑者が荷物に手をかけているのを男性の知人が目撃し、
取り押さえた。宍戸容疑者は近年は毎年のように、祭りを見に来ていたという。

 同署は「蘇民祭での下着泥棒はこれまで聞いたことがない」と話している。【安藤いく子】

出典: 毎日新聞 2月18日(月)10時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130218-00000045-mailo-l04

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