搭乗券を持ったまま、飛行機に乗り遅れるとどうなるか?

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この恥ずかしい事件は6月のはじめ、クアラルンプールの空港で起きました。

 

その日、私(ひでき)は、マレーシアでの有意義な滞在を終え、意気揚々とバンコクへ戻る予定でした

 

 

現地時間で”午後4時10分”に出発するバンコク行きに乗ろうとしていた私は

 

 

早めにチェックインと出国手続きを済ませ、免税品を買い

 

 

アーケード街にあるおしゃれなカフェで

コーヒーを飲みながら、お客さんにメールを打っていました。

 

 

窓の外に駐機している飛行機を眺めながら、余裕の顔つきで・・・

 

「ああ、マレーシアは本当にすばらしい・・・・

英語も良く通じ、食事も美味しく、物価も安い・・・

 

それに交通システムが整っていて、ほとんど先進国だな~~~~~」

 

と旅の感慨に耽っていました

 

 

私のパソコンが示していた時間はちょうど ”午後3時” でした

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つまり、出発まではあと1時間以上あったので、もう一杯コーヒー飲もうかな、とも考えていました・・・。

 

 

でも乗り遅れたら困るから

「ちょっと早いけどゲートへ移動するか~」

 

とパソコンを片付けを始めました。

 

 

ノートパソコンをカバンにしまい、ゲートへ向かおうとしました。

 

 

そうすると、おかしなことに気がつきました。

 

 

空港のあちこちにある時計が、みな ”午後4時” を指しているではありませんか!

 

どうしたんだろう?

 

 

と思いきや、すぐ私は自分の間違いに気づきました。

 

 

私がパソコンで見ていた時間は、【マレーシア時間】ではなく【タイ時間】だったのです。

 

(どうせ数日の滞在だからといって、パソコンに内蔵されている時計は ”マレーシア時間に変更しないまま” だったのです)

 

 

【マレーシア時間】は【タイ時間】より【1時間進んでいる】のです。

 

 

ということは・・・

飛行機はあと10分で飛び立ってしまう!!

ってわけです!!

 

ちなみに【マレーシア時間】は、香港、台湾、北京、シンガポールなどと同じで、日本時間より【1時間遅れ】です。

一方のタイ時間は、ラオス、カンボジア、ベトナムなどもタイ時間と同じで、日本時間より【2時間遅れ】です。)

 

”さあ、あと10分で搭乗口へたどり着けるだろうか?”

 

 

私が短距離をこれだけ全速力で走ったのは高校時代以来だと思います。

 

ターミナルの端から端まで走りました。

 

私が搭乗口へ着くと、保安係員が・・・

 

 

「あんたの名前は何度も呼んだよ、でもあんた来なかった

飛行機はもう出ちゃったよ!」

 

!!!???

「どうしたら、いいですか?」

 

と尋ねると、係員は淡々とした口調で・・・

【まず、入国審査のレーンに並び、マレーシアに再入国し、飛行機から吐き出された荷物を受け取り、外のチケット売り場に行き、新しい切符を買い、再出国し、新しい飛行機に乗るんだな・・・】

 

と説明してくれました。

今こそ、パタヤにラーメン店を!

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モノのサービスと値段に関してはわからないことが多い

商品の値段は本来、こうあるべきだ という常識的かつ普遍的な概念が出来上がってしまっている場合、なかなかそれを翻すことができない。

日本のラーメンが良い例だと思う。

ある飲食関係の経営者が言っていたことだが、日本のラーメン業界には1000円の壁というのがあるらしい。

日本人の感覚として、ラーメンを豪華な食事と考える諸兄は極めて少ない。

やはり、飲んだ帰りにちょっと食べれれば良い、駅前でふらっと立ち寄れる店、そんな気軽な感覚がラーメン店にはあるのである。

 

日本ではたかがラーメン一杯、と思われがちだが、外国ではそうでもない。特に北米やヨーロッパの先進国で日本食レストランに入れば、ラーメンという名前がつくだけで、邦貨換算1500円~2,000円くらいするのだ。

ラーメンではなくお茶の話になるが・・・

あるフランス好きのお客様によれば、パリのシャンゼリゼ通りにある日本食レストランで緑茶を一杯頼めば、10ユーロくらい平気でするそうだ。

 

お茶一杯10ユーロ、1350円ということになる。

 

ヨーロッパへ行けば、緑茶(ジャパニーズグリーンティー)は高級品の扱いなのである!!

 

(考えてみれば、東京・青山のおしゃれなカフェでケーキセットでも頼めば平気で2,000円くらいするもんね)

 

ところが・・・日本ではラーメンは、たった一杯のラーメンとして扱われるのだ。

 

やっぱり、感覚としては、たかがラーメン一杯、なのである。

 

ラーメン=庶民の食い物 という感覚がどうしても抜けない。

 

なかにはラーメン屋(飲食業)で成功している事業家もいるが

そういった人たちはまとめて、ラーメン屋のオヤジと呼ばれてしまう(それでまったく問題はないのだが)

 

ああ、たかがラーメン一杯、そしてそれを提供してる人はたかがラーメン屋のオヤジなのである

日本国内においては、そう思われても仕方のない歴史というか風土がある。

 

私(ひでき)が子どもの頃、田舎町にあった食堂は、みんな中華料理だった。そこにはラーメン類を初めとする中華一式が揃っていた。

たまに、オムライスやスパゲティナポリタンという一見洋食に思える日本食を出している店もあった。

私(ひでき)が小学生のとき(40年前)、親友のたかし君と開店したばかりのラーメン屋に行ったが、そこで出していたしょうゆラーメン(いわゆる定番のらーめん)の値段は90円だった。

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うちのお客様でもある、税理士さんによると、いわゆる飲食店で利益を上げているのは、チェーン展開している有名店のみで、個人経営の飲食店はどこも喰っていくのが精一杯で、持ち出しも多く、決済が赤字すれすれ、もしくは赤字を積み上げているところが多いという。

それもそうだ、いまや日本の外食産業は価格破壊の危機どころではない、未曾有の大嵐に遭遇している。

昨年まで快進撃を続けていたチェーン店でさえ、今年は億単位の債務という現状は簡単に起きている。

業者にとって、移り気な消費者をどう惹きつけておくか、これは究極の課題である。

いやいや消費者なんてそもそも浮気者なのである!

あっちへふらふら、こっちへふらふら、それはどうしようもないことなのである。

かくいう自称グルメの私(ひでき)でさえ、あっちに美味しい店ができた、こっちに美味しい店ができた、となれば

浮気は悪いこと、なんて思いはちっとも抱かず、ほいほい新しい店に出かけてしまうのだから。

現代日本においてラーメン屋をやるなら、よほどうまくやらないと財を築くことなどできない。

 

こうして日本のラーメン業界にはいつも寒い風が吹いている。

 

ラーメン業界に革命を起こす人はいないのか?

 

 

一方、海外で日本食やラーメン店を開いた人には成功組が多い。

 

かつてニューヨークで複数店、日本食レストランをやっていたパタヤー在住のK氏は

タイミング良く9.11の前に店を売却し、たくさんの富を得た

そのお金でパタヤに引っ越し、アパートを一棟建て、タイ人の奥さんまでもらってしまった。

 

また、うちのお客さんでも、最もはぶりの良いお客さんは、米国南部で日本食レストランをやっている

 

いまや健康志向のアメリカでは、日本食は大人気!

レストランでの食事が高くつく米国では、うかつに安い食事を提供することができないらしい!

 

それがかえって追い風になっているようだ

 

 

外食ビジネスに限っては

あくまでも私(ひでき)個人の考えだが

日本食ビジネスは絶対に海外で展開すべきだと思う

 

特に日本に関心のあるアジア人が多く住む場所で

日本食を展開すべきだと思う

 

(東南アジアで飲食業を営むことがそんなに簡単ではないことも、私なりに知っていて申し上げるのだが)

 

その最たる理由は・・・

 

だってアジア人は日本のラーメンを愛しているから

彼らの愛するものを提供してやれば、食いつかないはずはない!

あとは工夫と努力だろう

 

ところで、タイだったら絶対にバンコクに出店すべきではない

 

なぜならバンコクにはすでにラーメン屋が十分過ぎるほどできてしまっているからだ

 

ラーメン屋が必要なのは、この ”パタヤー” なのだ!!

 

観光在住とも日本人がどんどん増えているパタヤーだが

もっとすごい勢いで増えているのは、ラーメンが好きになっちゃった【タイ人】と【西洋人】なのである

 

あと10年もすれば日本へ行ったことのないタイ人はいなくなるかもしれない!

それぐらいの勢いでタイ人へ日本へ出かけている

 

ということは、ラーメンはあと10年以内にタイで完全に市民権を得た食べ物になる、可能性は高い!!

 

 

先日、ジョムティエンビーチを散歩していたら

どっからみても欧米人と思しきおじさんに

「アナタ日本人ですか?この辺においしいラーメン屋サン、アリマセンカ?」

と聞かれた。

 

一瞬、耳を疑った。

あまりにも明瞭かつ度肝を抜く日本語での質問だった。

 

ひるまず・・・

「そうですね、ジョムティエンにはないですね。サウスパタヤーに行けば、日本食のFUJIにはあるかも?」

と答えたら、その白人さん

 

「それ、ホンモノ、ラーメンとちがいます」と言い

 

とっても悲しそうな顔をしていた

 

白人さんの日本語は恐ろしく流暢で、聞けば日本に十年以上住んでいたそうだ。

 

実は、私は日本にいたときから、ラーメンにはまっている白人を何人も知っていた

 

日本経験者だけでなく、日本食をこよなく愛している西洋人、アジア人は・・・

我々の想像以上に多いのだ!

 

 

海外でラーメン屋ないし日本食レストランを開こうと思っている人は

絶対にパタヤーをお勧めする!

ターゲットはもちろんタイ人だ!

それといまやパタヤーに来る白人もかなりの日本通だ!(見た目はホームレスみたいなのが多いけど)

 

 

なんなら私(ひでき)が出店を手伝ってあげます

必要なのはラーメンの知識や語学力ではありません

本当に必要なのは・・・

やる気、元気、勇気

この3つではないでしょうか?

 

みなさんはどう思われますか?

 

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