本当にタイを助ける気があるのか?

【与えないものは奪われる】


この原則に照らして、この数年は


そういうことが実際に起きることを目の当たりにしてきた




確かに、自分もサラリーマンだったとき、もらった給料は自分のものだから


余計なお金はびた一文とも出したくないと思っていた



あまったお金は貯金、貯金、貯金


そして将来はご安泰な暮らしをするのさ!




そんなことを考えている人間だった




タイに来て、タンブン(与える、寄付する)の意味を知った


お客様、非お客様に限らず、与える人間というのはわかる


不思議とその人は豊かになっていくから




決して自分だけのことを考えているのではないその行為は


美しく謙遜でよい香りがする



周りから愛され、応援されてゆく

経済的にも人間関係的にも恵まれてゆく


そういった波動を作り出しているから



その人にはもっと協力したくなるし


もっと助けてあげたくなる




結局出したものより、返ってくるものが大きいような気がする



与えるとは・・・


のべつまくなし金をばら撒くことでもない


欲望のために金を使いまくることでもない


ただ毟り取られることをよしとするのではない



「今度タイに行きま~す」と言ってなかなか来ない人も多い


それはそれで良いのだが


行くと言ったからには行くべきだろう




もし、そうでないなら、行かないといってもいいのだ





相手(旅行屋やボーイ)を喜ばせるために


美辞麗句を使わないほうがいい


”タイに興味ありません!”


ときっぱり答えることもできるのだ





つきあっていて一番厄介な人間は


本音を言わないヤツだ




好きなのか、嫌いなのかはっきりしないヤツ


やるかやらないか、はっきり言わないヤツ


そういう態度が相手を最も傷つけるんだよ!




タイを可愛そうに思い、助けに来るんだったら来いよ


そのつもりがないなら、来るなよ!




別にあんたに来てもらわなくても


タイは困らないけど




本当に助けを求めているなら


はっきりと意思表示してよ



お金を使いたくないなら


それでもいいよ



でも、そのお金の使い道


オレは知っているよ



どうせ自分だけのために使うんだろう


色と欲望だけに消えて行くんだろう




それも勝手だけど


たまには他人のためにも使えよ


そういいたくなる




なぜいま【アンタが幸せじゃないのか】その理由はわかってるつもりだよ


お金の使い方、知らないんだよ





金って正しく使わないと


いつか馬鹿なことで使っちゃうんだよね


与えないと奪われるのさ


そういう例をたくさん見てきた


だから、これからは

金の使い方は考えたほうがいいよ

心を広く、大きく考えたほうがいいよ

人をカンタンに操る方法

人を操る最も簡単で効果的な方法は

 

 

怖れ」を使うことだ

 

恐怖心を煽れば、人間はいやでも行動する

 

例をあげて説明しよう

 

 

ある製薬会社は病院向けにどうしても売り上げたい製品があったとする

 

普通はその商品(薬)の即効性や効能を強調して宣伝するが

 

厚生労働省の幹部、そしてテレビ局と結託して

 

来年このCMを打ちますから、来年は

 

○○病が感染するかもしれないから、早めにワクチンを接種してください

 

でないと手遅れになりますよ、と警告のメッセージを発するように仕向ける

 

 

そのように国民を煽ってください、と伝える

 

 

 

もちろん、取引上は一般にはわからないような言葉を使って、でっち上げの問題を作り上げる

 

かつてニューヨークで天然痘が流行した時期があったが、数々の警鐘が鳴らされたわりには死亡者はわずかだった

 

 

 

マスコミたちが

 

来年は○○が流行りますよ

 

○○しないと大変なことになりますよ

 

いま○○は静かなブームです

 

 

と煽り立てると

 

それに乗っかる判断力のない国民がたくさん出てくる

 

これこそ飯の種だ、税金の源泉だ

 

 

 

 

特に、メッセージの内容がそれが生命や財産、性的な欲求に根ざすものになるとなると

 

俄然反応は高くなる

 

 

 

あなたの預金は大丈夫ですか? とか

 

お宅は大丈夫ですか?とか

 

 

もっともらしいことを言われると

 

市民はあわてふためき

 

自分こそは取り残されまい、と焦ることになる。

 

 

 

この【焦らせる】ことが、操りの極意だ

 

 

太平洋戦争はまさに

 

この 祖国防衛のための戦争だった

 

 

 

【欲しがりません勝つまでは】

 

現代では

 

【会社の業績が上向くまで、残業代は要りません】

 

だろうか

 

 

 

 

 

 

こうして巧みに操られた国民は

 

 

きょうも満員電車に揺られて

 

大手町方面に向かうのだ

 

 

オレは一流会社に勤めているのだ

 

そう思っている

 

 

それが唯一の誇り、というか心の支えだから

 

(お前の会社は一流だろうが、お前は三流だ)

 

 

頑張ればあと○○年で退職

 

そしたら退職金で妻と南国で暮らすぞー

 

 

(そう言っている間に妻は若い男と出て行ってしまうのだが)

 

 

 

 

実は飼われている金網が見えないだけだ

 

 

いや、あんたは操られてる

 

 

そう言われても気がつかないだろう

 

気づきたくもないし、その必要もないと感じている

 

 

 

囲われている金網はあまりにも大きく

 

金網の端っこは見えないようにできているから

 

 

 

ハートの部分ではやりたくないを感じながらも

 

どうすることもできない

 

 

 

何か違うよなと思いながらも

 

仕方ないのかと思いながらも

 

割り切れない思いを抱えながらも

 

きょうも千代田区の会社に通う

 

 

 

 

それがどうしてか、どうしてそうなのか?

 

それが何を意味するか?

 

どんな意味があるのか?

 

 

わからないのだ

 

というか、気づきたくないのだ

 

気づくと怖いから

 

 

 

だが、死ぬときには必ず退屈しきった老人で死ぬ

 

 

 

確実なのは

 

金網の先は絶対にいかれないようになっていることだ

 

 

 

そっから先には死が待っている

 

少なくともそう信じている

 

 

だって彼らを支配しているのは

 

壮大なる【恐怖】なのだから