海外旅行に答えはないよ

あと1時間で成田を出発するというお客さんからメール

【きょうの成田は秋晴れ、まるでタイ行きを祝福してくれてるみたいです!】


残念ながら、パタヤーはそうではありませんが

涼しくていいかも?

日本でがんじがらめになりながらも必死に自分探ししているお客さんたち


残念ながら、答えを求めても外にはないです

パタヤーにも・・・

海外にも・・・


本当の答えは自分の中にあるのです

自分自身が知っているのです

リラックスは大いに結構、男遊びも結構

だけどいつまでも自分をごまかしきれるものではありませんよ

無駄な海外旅行、無駄な出費、あまりしないでくださいね


もし、有効にお金を使いたいなら

自然の中で多くの時間を過ごすとか

部屋にこもって瞑想するとか読書でもするとか

そのほうが自分を発見できるでしょう

この連休、大いにお金を使って楽しんでもいいですが

内面のケアをおろそかにしないでね!!


といいたいです

GW、一時的な奴隷解放に過ぎないのか?

今年もゴールデンウィーク(GW)がやってきた。

GWになるといつも思い出すことがある

GWと聞いて、リフレッシュだとか充電期間だとか思える人が羨ましい

7年前、毎月のように世界を旅行していたオレは気づいたんだ

 

ある時気がついたんだ

 

というかこの国に住んでいる限り、自由にはなれないことを

 

悟ったのだ

 

特に会社に勤めている限りは無理だと思った

 

そりゃ会社に勤めていれば、定期的に金が振り込まれるので

 

万事、安心のように見える

 

給料が振り込まれる=>とりあえず月末の支払いはできる=>とりあえず安心

 

給料が振り込まれる=>とりあえず月末の支払いはできる=>とりあえず安心

 

この繰り返しが何万回も繰り返される

これが見えない罠なのだ


会社から評価され、高い給料とボーナスなどもらえば

 

一時的に世界を自由にできたように感じていた自分も

過去にはあった

 

だが、本当は違っていた

 

おいしい待遇は本物の自由ではなかった

 

自由とは達成感の塊ではなかったのか?

それが全然そうではなかったのだ!!

 

会社で得たお金は

旅行にせよ洋服にせよすべて一時的な快楽に消えた


それは自己実現などとはほど遠く

仕立ての良い服を着た「犬」だった

その「犬」がたらふく餌を食べて満足しているだけだった

 

それは自分のやりたいことではなく

動物的な欲求を満たしていただけだった

 

しかも自分が世間様からまともであるというお墨付きを維持し

見せかけだけの安心や快楽を得るための

一時的な手段=お金、を得るための手段だったのだ

 

オレは単に野良犬になりたくなくて

野垂れ死にしたくなくて

頑張ったに過ぎない

 

毎年毎年、連休最後の日、飛行機が成田に着くと

ああ、また明日から奴隷だ

 

そういう思いに襲われた

 

それはどうしようもない思いだった

 

それでも10数年、お前はついている、お前は偉い、と自分を励ましつつ

ごまかして働いてきたが、ダメだった

 

最終的に気がついたことは

 

この社会はオレたちみたいな奴隷をうまく調教して

機能しているのだ、ということだ

 

「逆らえば飯を喰えなくするぞ!」

そう脅すのだ

 

オレたちにそんな恐怖感

 

つまり、金がなくなったら人生は破滅する、という経済論理のみに支配された恐怖を飢えつけ

 

その恐怖心を利用していつまでも働かされる