=====駐在員って奴隷のこと?=====
以下は私の駐在員に関する意見です
(以下の文章は、決して駐在員全員を批判するものではありません。私たちの見込み客の中でたまたまそういう人がいたので、例として取り上げたまでです。これは駐在員としての人格を否定するものではありません。駐在員のなかには立派な方も少数ですがいらっしゃいますことをここに付け加えておきます)
だいたい海外に来てまで日本人の下で働こうという人の気が知れないです。
本来、海外にはパイオニアスピリット(開拓者精神)を持って出てゆくべきであり、誰かが先に行って苦労して作った日本人の会社で働こうなんていう考えは、甘えているか、虫の良すぎる話だと思います。
そもそも海外にまで来て、誰かが敷いたレールの上を歩こうなんて、「なんてつまらない人生」だと私は思います。
もちろん最初の数年は、現地の日本人を頼って、その下で働くことがあってもいいと思います
ですが、日系を含む現地外国企業の場合、現地人を安い給料でこき使っているから利益が上げられるわけです。
なかには夢をもって海外進出する企業だってあるでしょう。
現地の人々の生活を豊かにしようという目的の企業もあるでしょう。
ですが往々にして現地法人というものはその利益を日本の本社に提供しているから、いい待遇が得られるわけです。
事実、やっていることは東南アジアを食い物にしている行為で、現地人の給料がものすごく安いことでご理解いただけると思います。その額、なんと月1万5千円くらいです。
こんなんで現地の人、生活できると思いますか?
できないに決まってますよ。
アジアが貧しさから抜け出られないのは、現地人の給料の安さ+先進国からの物質主義の影響が主原因です。
片方では工場を作りながら、高い日本車を現地人に買わせているのです。
時には日本製品をブランドに仕立てて、あたかもそれを所有することがステイタスと思わせるのです。
日系企業は要するに汚れ仕事+疲れ仕事+単純作業を現地人に押し付けて、人件費を安く上げ、余った利益で日本人の給与を優遇します。
さて、駐在員の大半は自己意志に反して、日本から現地に連れて来られています。
日本の工場から、タイくんだりまで(タイならまだましですが・・・)いわば強制連行されたことになります。
いわばその強制連行の見返りに、日本人社員は、現地手当て+日本給与をもらえるのです。
それは現地通貨に換算するとすばらしい額になるので、とんでもなくおいしいわけです。
だから喜んでお金を使い、母ちゃんに内緒で現地の売春婦を買いまくります。
ですがその実、昼間の現地駐在員の悩みは多く、いつも本社の命令と現地のやる気なし&わがままタイ人のギャップに悩み、苦しんでいます。
そのつかの間の楽しみが、タイ人のお抱え運転手による外出や女遊び男遊びなどになるわけです。
悪銭身につかずとはよく言ったもので、邪悪なことで手に入れたお金は欲望の街で散在させられることが運命付けられているのです。
実際、ごく一部の企業を除いて、日本企業の海外進出は誰も幸せになんかしていないのです。
そして、誰の夢も叶えていないんです。
ただ、利益さえ上げればそれでいいというのがや
り方です。
だから、駐在員の生活がいかにむなしく、惨めなものかお分かりでしょう。
それは一時的な夢なんです。
駐在員というのは自分の人生を放棄した見返りに、経済的見返りを得ている悲しい人たちのことです。
豪華なマンションやお手伝いさんは、見返りの一部です。正直、私なんか、うらやましい、と思う面もあります
でも、それって裏にある真実を知らないからです。
駐在員の幸せは一時的なものです。
言ってみれば数年で消える朝露みたいなもんです。
駐在員は紙切れひとつで明日からサンパウロ(ブラジル)にも、ナイロビ(ケニア)にも飛ばされる運命にあるのです。
駐在員とはその身分が日本本社によって決められており、自分自身には属していないのが現実です。
平たく言えば、本当の恋人とは付き合えず、ファランと寝るGOGOの姉ちゃん(兄ちゃん)と理屈は同じというわけです。
もしくは、給料の高い奴隷というべきでしょうか・・・
それを誰かの作った会社の命令で働かされていて、幸せになれるはずがあると、お思いですか?
それって、待遇の良い奴隷って意味でしょ?
奴隷はやはり奴隷です
いずれにしても、駐在員に自由はないんです・・・
自由とは自分で切り開く以外に得られないものなんですから・・・
反論ありますか?
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