ある社長さんから聞いた話だが
本来、会社に課長とか室長とかのポジションは不要だという
もちろん、課長代理とか課長補佐も不要だ
○○室室長とか
○○管理課長とかいうポストも
ゴミに等しいポストらしい
企業は人道的理由からか世間の批判を怖れてか
そのゴミを捨てきれず
もてあましているのだという
実態はどうか?
たとえば室長は、社員のおもりをするポジションではなく
部屋のおもりをするポジションだそうだ
つまり給湯器や観葉植物の世話をするためのポジションで
実際の業務、つまり人の管理やプロジェクトの遂行
ができない人物を飼っておく地位らしい
一方、部長はセクションの長なので
そのぐらいは必要かもしれない
会社を率いる社長がいれば
セクションごとのマスターが必要であることは確かだ
40代後半~50代になって
課長補佐や課長代理の役職をもらっている人は
ほとんど将来がないと言っても良いらしい
いわゆる窓際である
ただ、窓際にだって生きる道はある
窓から飛び降りればいいのだ
着地したところから新しい人生を歩めばいい
50代後半からでも立派に事業を起こして
成功した人は少なからずいる
要はやる気の問題だ
世間ではまず髪の毛が薄くなるというが
最初に薄くなるのは勇気だ
誰一人そんなポジションには憧れていないのに
オレは室長だから
と薄う微笑を浮かべているくらいなら
さっさと現実を知って
清水の舞台から飛び降りたほうがいい
室長、聞いてるかい?