妹のめぐみさんへの手紙
めぐみさんは私(ひでき)のことを兄と呼んでいる
だから私もめぐみさんのことを妹と呼ぶことにした
以下は悩める妹のめぐみさんに書いたメールの抜粋です
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めぐみさん、こんばんは
日曜日の晩をいかがお過ごしでしょうか?
私(ひでき)はこれからお客さんの夜の案内で1時間後には出かけます
なので簡単にメールさせていただきます。
めぐみさん、都合2件のメールを頂戴しております。
お返事が遅くなり申し訳ありません。
実の妹からのメールですから、ほって置いてもよいか、という気持ちはありましたが
つい最近まで帰省していたのに、また出稼ぎに日本に戻ってしまった妹のことを仕方ないと思いながらもどうにもできないでいる兄がいます
そしてめぐみさんが私たちのことを想うとき、私たちもその感情を強く感じるのだということも覚えていてください。
(またしても奇怪な話だと思わないでいただきたいのですが、人間の感情は電波よりも強いのです、確実に・・・
日タイの5000キロなど簡単に飛び越えるんです)
めぐみさんがサメサンやパタヤーを思い出してくださっていることはよくわかります
これから何人ものお客さんをサメサンに案内するでしょうが、初期のお客さん(サメサン漁港にお連れした)のことはこれからも記憶に残るでしょう
さて、めぐみさんのメールでめぐみさんの現在の心境というべきか苦悩というか心の動きが伝わってきます
ときどき私たちはお客様をお世話したとき、後悔することがあります
それは私たちのビジネスが、お客様の心を揺り動かすようなことをしてしまっているからだと思います。
お客様は旅でいろいろなことに気がついてしまうのでしょう、特に敏感な人は
さてさて、私(ひでき)から偉そうなことは今回もいえませんが、感じたまま、兄として書きますね
●これからどんどん悩むと良いでしょう⇒悩めば答えが与えられます
●セレンディピティという言葉をしっていますか?その人が何かに対して、絶えず問いを発していると必ず答えが与えられるという現象です
だから、【私のやりたいことは何?】【私はどうすればいいの?】と諦めずに問い続けていれば必ずそこにマッチする答え、もしくはヒントが天からもらえるという現象です
●そして、自分のことをこう思うと良いと思う
【自分は天才ではないかもしれない】だが、【きっと何かはできるだろう】
そんなに有名とか大金持ちにはならないだろうが、何かすればそこそこの成功を収めるだろう、何かはできるだろう、人様の役に立つとか
そんな風に考えてはいかがですか?
●踏み出せないことを現在の境遇のせい、経済力のせいにしてはならないと思います・・・本当に自分に足かせとなっているのは自分に取り付いている【恐怖心】なのです
確かに日本に住んでいると、臆病になりがちですね。日本では人に賞賛されるより、さげすまされたり、馬鹿にされたり、批判されたりするほうが圧倒的に多いです
だからそこ自分を【奮い立たせる】ことが肝心なのです、その手段は自分自身であったり、家族であったり、本であったりします
●目標ややりたいことが今すぐ見つからなくても、がっかりしないことです
実際、私たち(けんじとひでき)だって、海外を1年間漂流してやっと、自分たちの目標みたいなもの(日本のゲイをタイで救う!???)を見つけたわけです
最後に
●人生は金(ゴールド)か、うんこ(シット)かのどっちかです、中間はありません
このまま何もしなければ、ウンコ野郎に成り下がるだけです、人並みに終わってしまうだけです
目指すなら黄金の人生です
●私の妹めぐみさんはでっかい女です(体とか態度ではありませんよ・・・笑)・・・だから何かやれば成功します・・・そう確信しています
●私(ひでき)のスタートは41歳でした、めぐみさんはまだそのときの私より6歳も若いんです、ということは私よりもはるかに大きい失敗が許されます
何かを始めた数年間(例えば5年~10年)はひどくつらいと思えるかもしれません。でも、その後は左団扇(ひだりうちわ)ですよ
自分の好きなことをやっているから、これから夜の案内(夜勤)があると思っても、きょうはどんな出会いがあるかな、ってワクワクしっぱなしです
もう、夕方からそわそわしてうかうか寝ていられないんですよ。。。こんなうれしいことがありますでしょうか?
●めぐみさん、めぐみさんは日本社会(とそこでまかり通っている思想)に飼いならされてるだけなんです、早く目を覚ましてください
(きついこと言ってごめんなさないね、日本にいると、そう簡単にはいかないこと、私も良く分かってます)
だけど、数十センチの牧場の柵(さく)を超えられるか、超えられないか、で人生決まってくるのです
実はその柵の向こうには壮大な世界が広がっているんです
めぐみさんさえ想像できないような
いま、めぐみさんはそこにあるものだけ見ているんです(それはわかります、普通です)
だけど、ここまで悩んでいるめぐみさんは、いま必死で、自分の脳裏に住み始めた違和感と闘っています
これでいいのか?次に何があるのか?そんなことばかり考えているように思えます
ちょうど私がオーストラリアに住む友人(日本人)の姿を見て、憧れていたことを思い出します
彼みたいに会社を興して自立し、オーストラリアに住みたいな、と思ったことを思い出します
それはわずか7年前のことでした、今は彼ほどすごくはないけど、似たような立場になりました
海外に住むなんて、ラーメン食うのと同じくらい簡単です
それじゃ何が難しいのか?
【執着を捨てる】ことが難しいんです
この執着を捨てられるかどうかは、どれだけ自分の人生を大切に思うかなんです
現在の地位や収入や人間関係まで全部捨ててもやりたいこと、人生をかけてもよいことを見つけることです
そのタイミングや内容は誰にもわかりません
めぐみさんの魂だけが知っているのです
大いに悩んでください
そしていつも空を見て問いかけをしてください
答えはきっと与えられますよ
それでは仕事に行ってきます
いつも通り、妹なんですから、何も考えず思いついたときにメールください
こちらも兄として対応します
やっぱり長くなってしまいましたね
下記プレゼントとしてご覧いただければ助かります。
そして毎日私たちとパタヤーとサメサンとこちらの子どもたちのこと思い出してください
いつも元気で
タイ・パタヤー
やしの木ひでき=兄より
追伸:魚肉ソーセージの最後の一本は大切にしまってあります
賞味期限が4月30日なので3月には食べようと思っていますが、本当にありがとうございました!
追伸:2
セレンディピティについて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%94%E3%83%86%E3%82%A3
<めぐみさんへ:やしの木からのお知らせ>
新しいホームページのサメサン紹介のページができましたので、ご覧いただければ助かります。
(一部Sさんとめぐみさんの感想も含まれています・・・)
サメサンに関するページ>>><未完成>⇒ https://www.yashinoki.co.th/tab/pty_healing.html
またお客さんと一緒に出かけたときのYouTubeができましたので、ご覧いただければ助かります。
バーン・チョム・タレイ(Baan Chom Talay)朝日その2(音楽付)>>>
http://www.youtube.com/watch?v=-Rs1E5JqNUM
今回は三脚を使っての撮影なので景色がとても安定しています