トヨタ時代の終焉ー地球の死期を早めた巨大企業の末路

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トヨタを間違いなく世界一の優良企業と思っている人は多いだろう

 

私もそうだった

 

 

トヨタは最近、日本よりも米国で稼いでいた

 

 

でもアメリカのお金は虚構だった

 

なぜあのような優秀な会社が

 

数字でできた金の国に車を売ったのか?

 

 

 

世の中にはクレジットカードという便利なものがある

 

昔は現金がなければモノは買えなかったが

 

いまは信用買い(クレジット販売)というのができる

 

 

だから手持ちの現金がなくても

 

高価なモノが買える

 

車に限らず、家も買えるようになった

 

 

だが、それはあくまで借りた金を返す能力がある

 

と見込まれた場合に限るわけだが

 

アメリカ全土で

 

その

 

返すあてもないまま購入する行為が行われた

 

 

 

人間の「あれもほしい、これもほしい」という欲望が

 

拡大し過ぎて、それを誰も止めることはできなくなった

 

 

 

世界一優秀といわれる会社もその勢いに飲み込まれてしまったのか?

 

 

とにかく売れているのだから、トヨタは商売を辞めるわけにはいかなかったのだろう

 

 

だが事実から見るに、そのつけは確実にまわってきている

 

 

 

 

いやいやコトはそんなに単純じゃないかもしれない

 

 

だが、現実のアメリカでは車は売れなくなっている

 

 

 

いまやアメリカの若者は

 

車は環境を汚し、事故で人を殺し、家計を圧迫し

 

カッコ悪いもの、というイメージを持ち始めた

 

乗りたければレンタルし、必要なければ使わない

 

という風潮になってきた

 

 

 

今後、スーパー消費国であるアメリカのような国は出てくるだろうか?

 

中国か?インドか?

 

両国とも将来はまだ不確定のままだ

 

 

 

タイのトヨタ系企業に駐在しているある日本人はこういった

 

 

「製造業は絶対に潰れない!」

 

 

本当にそうだろうか?

 

 

 

私個人としてはモノづくりの時代は終焉したと思っている

 

いや、正確に言うと今までのようにモノは売れなくなるということだ

 

 

 

必要なモノづくりはなくならないと思っているし

 

製造業自体はなくならないだろう

 

 

 

だが、これまで溢れんばかりにモノを作ってきた日本は

 

いよいよ転換を迫られるだろう

 

 

 

物欲に引き摺られてきた日本と世界の人々が

 

モノのために金を使い

 

モノを買うための金を工面するために

 

画面上の金まで操作するようになってしまった

 

 

 

そんな悲しい人間の欲望に

 

大きく裏切られることになるだろう

 

 

この紙と金属でできた代物はまやかしだ

 

それに信仰をもってきた人々もことごとく裏切られることになるだろう

 

 

世界一といわれる企業も

 

人間の欲望とともにあっただけなのだ

 

それが地球の死期を早めないことを願うのみだ

 

 

もしかしたら、今は神の愛として

 

欲望のための生産にストップがかかっているとしたら

 

むしろ、大規模製造業の破綻は必要な現象なのかもしれない

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