【団塊の世代、どこまで馬鹿なのか?】
西村:「初めまして、団塊の世代の西村と申します(西村というのは仮名である)
すみません、今度パタヤーにロングステイの視察に行くんで、情報教えてくれませんか?
パタヤーに着いたら電話しますんで、電話番号教えてくれませんか?」
というメールが届いた。
このメールに対して、私(ひでき)もごく簡単にしかし丁寧にお返事を差し上げた
私:「申し訳ありません、この世に【タダで得られる情報などありません】
ご存知ですよね?
他人の貴重な時間を使って、貴重な情報を得たいならそれに見合う代価を払うかそれなりのモノを持ってきてください
そうですね、金塊でも持ってきてください
そしたら会ってあげます、ただし5分間だけですよ」
翌日、その西村さんからすごすごとお詫びのメールが届いた
(まあお詫びのメールをくれるところは偉いが・・・)
下記はその西村さんへのメールのお返事である
それにしても団塊の世代って、どこまで馬鹿なのか?
学校や職場で何も襲われなかったのか?
そもそもこれでよく日本の国支えてきたな
単に会社にコキ使われてきただけか?
団塊の世代だなんて自慢することかよ?
もっと躊躇しながら言えよ!
恥ずかしがって言えよ!!
==============================
西村さま、お忙しいところ、お返事いただき恐縮です。
いいえ、どういたしまして、今回はお役に立てずに申し訳ありません。
ただ、パタヤーという土地に関心を持っていただいただけでも光栄です。
さて、西村さまがタイを含め、海外あるいは日本国内で本気で、移住もしくはロングステイの場所探しあるいはそのような人生を模索しておられるなら、私たちの9年間の海外暮らしのアドバイスを差し上げたいと思います。
それはとりもなおさず東さんにロングステイの道を諦めてほしくないからです。
まず一番最初に申し上げたいことは、というか肝に銘じて念じていただきたいのが
【この世の中でタダで得られるような情報はない】という事実です。
軽い挨拶程度で客を装い、相手が反応してくれると思ったら大間違いです。
ネット情報であれブログ体験談であれ裏ではすべてに原資の存在があり(コストがかかっており)、お金のやり取りが存在しないものはありません。
情報収集に関しては、税金で運営されているような公的機関ではなく、民間企業あるいはまったくの個人から情報を得たい場合は、相互のメリットを考えて行動されるとよいでしょう。
残念ながら、ロングステイ財団などという名前の財団もありますが、彼らは何も役立つ情報を提供していないのが現実です。日本人のロングステイはまだ始まったばかり、ご自身で開拓してゆくしかないのです。
さて、情報を効果的に収集するコツですが・・・
たとえば、海外ロングステイをしている日本人たちは日本食が恋しいと感じている人が多いです。それらの人々に「何か好きなものはありませんか?それを持って行ってあげますよ。お話きかせてくれませんか?」と持ちかけるとその人は少し下心を感じながらも反応してくれ、質問にも喜んで答えてくれるようになります。
これは海外在住者の不便を推し量って、それを少しでも助けてあげよう、その代わり自分にも情報をください、というやり方です。
相手が商売人であれば、お金を払って一度利用してあげるのがベストですが、そうでなくても、相手の商売の役に立つようなことをしてあげる、商売に役立つ情報を提供してあげる、などすれば相手は心を開いてくれます。
これは相手のメリットを考えた方法です。
そのようなメリットを考えずして、一方的に、無料で、しかも海外で、お話を聞かせてください、などという要求は、どう考えても自分の都合だけを考えた、あまりにも稚拙なアプローチだと思います。
私たちに限らず海外でコンサルタントなどをやっている日本人はほとんどがどん底・瀬戸際の苦労をして、ビジネスを築いてきた人々です。お金のありがたさや時間の大切さ、祖国の日本食のありがたさなどを身に染みて知っています。こういう点をもう少し研究すれば、相手に望む行動を取ってもらえるのです。
あるいは、最初から開き直って、「私は何も知らないんです、必要な経費を払いますから、あるいはあなたが望まれることをしますから、情報を教えてください・・・」というあっけらかんとした謙遜な態度を取れば、相手に気に入られ、道は開けるものです。
西村さまはこれまでどのようなご職業について、どのような道を歩まれてきたのですか?
誠に残念ながら、有名企業とか一流企業とかの要職にあった方で、地位が高かった人ほど海外では好まれません。あけすけで自分を低めることができる方のほうが親しみを持って受け入れられ、周囲に溶け込みやすいものです。
以上、大変失礼とは思いましたが、お許しください。
効果的に情報を収集されるためのアドバイスとなればと思い書かせていただきました。
西村さまのロングステイ候補地選びおよび情報収集が成功しますことをお祈りしております。
取り急ぎ、お返事まで
タイ・パタヤー
ひでき
お問合せはこちら