インターネットは人類崩壊への最終兵器(その2)

インターネットは人類崩壊への最終兵器(その2)

 

3) ニュースについて

 

良い点: 世界中のできごとをほぼ瞬時に知ることができる。テレビをONし、ニュースの時間まで待つ必要はない。

 

悪い点: 情報の出所や意図がわからないまま情報を受け止めてしまう
プライバシーの暴露や芸能・財界・政治家のスキャンダルを聞かされる
現在の世の中が不穏であると説得され、その不安を解消するために絶え間ない気晴らしと解決策を与えられる、知らず知らずのうちにネットに書かれていることが世間の主流の考え方だと錯覚し、それに合わせて行くことでしか生きられないと思うようになる、毎日経済・社会・芸能ニュースを見ないと居られないようになる、ネットは寂しさを紛らわす絶好のアイテムに。ニュースを伝えている側はそのニュースの意図をわからないようにしている。一方、特定の国や地域や人々に不必要な嫌悪や敵意を抱かせたりすることも容易にできる。自分をしっかり持たないと知らないうちに闇の思惑に操られてしまう。

 

 

4)検索サイトについて

良い点:いち早く必要な情報をキャッチすることができる

悪い点:実は検索者が得られるのは業者が提供したい情報のみであり、必ずしも検索者が欲している情報とは限らない。業者もしくは掲載者が提供している情報が検索者のニーズに合致した場合のみ有益な情報だと言える。実際には余計な情報が含まれていることも多く、その大半が広告である。中には価値のある情報、まっとうな情報、心動かされる情報もあるが、たいていの場合、そこには商業主義に基づいた”買わせよう”という意図が働いている。

 

 

5)出会い系サイト

良い点:思い立ったときにすぐに自分をアピールでき、瞬時に近い感覚で相手からの反応を得ることができる、相互が近距離に住んでいれば数時間以内に合うことも可能、遠方に住んでいる相手に手紙を送る必要もない

悪い点:出会いの機会が広がったからといって本当に出会えるとは限らない、むしろ簡単となったことで安易に他人の時間と金銭を奪うような行為が続発、自らの写真を掲載して相手を求めたりすることは相手をある程度把握できるがプライバシーをさらすことにもなり危険極まりない、また画像は複製(コピー&ペースト)ができるので、本来の自分を偽ってニセモノの自分を画像として登録できる、また好きという感情を利用して、高額の登録料を払わせ、いざ面会という時点になってサイトを抹消する悪質な詐欺サイトも数知れない、たとえネットで知り合うことができたとしても、出会ってものの数回で相手に幻滅し、さっさと分かれるケースも、それ自体またネットで安易に相手探しをすることが可能だからという即物的な気持ちに汚染されている、かくして出会いを求めている人々は余計孤独に陥り、心は荒廃し、犯罪まで身を落としてゆくケースも後を絶たない

 

6)ネットショッピング、ネットでの買い物について

良い点:店に行かなくても商品を購入したり、送り届けてもらうことができる。店の営業時間を気にせず24時間オーダーができる。在庫を問い合わせる必要がない

悪い点:クリック1つで手軽に買い物ができるため吟味するということが少ない。クレジットカードでの決済で詐欺に引っかかることがある。ついつい使いすぎる、気晴らしのための消費つまり浪費を促進する。本当に価値あるサービスに行き着くことができない。人々はネットによる情報を操作された情報だと思わずに、素直に信じてしまう傾向がある(ネットの情報がすべてうそであるわけではないが)

 

安易な値段比較に引きずりこまれ、数字のトリックにだまされやすい。50円の品物と49円のモノでは49円のモノが数値的には得と感じるので前後を見ずつい安い方を選択してしまう。

 

 

人々はモノやサービスの価値よりも値段の上下に反応するようになり、肝心の中身やそのサービスを受けてどんな気持ちになるか、どのような将来が待っているかをまるで考えなくなっている、短絡的な見方、即物的な考え方が主流となっている

老舗という呼ばれる店が衰退し、オリジナルなサービスが失われる、逸品の商売が陳腐化する

人生イコール数値、キャッシュの量で人生を推し量るようになる
生涯賃金=生涯生産=生涯価値のように考えている

 

 

私がなぜくそったれ日本を出たかはこちらを

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