男女問わず、タイにおけるロングステイの限界は7年と言われている。
だからどんな人でも7年目くらいまでは、なんとか楽しく暮らせる。それがタイみたいだ。
しかし、そっから先は現実との闘いだ。このひどい現実とどう折り合いをつけて生きてゆくかが、タイに住み続けることができるかどうかを決める鍵となる。
もしあなたがタイ移住に興味をもっているなら、ブログの筆者にはメールなどではなく、直接会うことをお勧めする。
あなたにそれなりの経験と知恵があるなら、ブログの主に直接会って1時間も話せば、どのくらいの人物なのか、その人が嘘を言っているのか、真実を言っているのが、すぐわかるであろう。
単なるはったりか、本当にすごい人なのか。
約束を守る人なのか、破る人なのか。
ただの飲んだくれで、タイ女やタイ男にハマっているスケベおやじなのか、きちんと面会して話せば、すぐにわかるものだ。
もし、ブログで上記のような記事を書いているのなら、注意したほうがいい。それは間違いなく偽リアだから。
(異国での暮らしは楽しそうで、実際楽しいことも多い。行ったこともない国の名所やお店情報は役に立つ、と思っている人の考えは否定しない)
もしかすると、読者であるあなたは、そんなヤツの自慢話を信じ込まされ、いいね!ボタンを押すことにより、ブログ作者の地位や存在意義を高めるお手伝いをさせられているだけなのかもしれないんだよ。
それを忘れてはならない、と思う。
あなたの貴重な時間はそんなヤツのためにあるのか?
それともあなたは事実確認などどうでもよく、ただそのブログを暇つぶしに読んでるだけなのか?
よく考えてみたほうがいい。
最後の最後に・・・
かつての友人で、姉のように慕っていたブロガーのリアさんという女性について書きたい。
リアさんは屈託のない人で、表裏がなく、ひでき、ひできと良くしてくれた。本当に兄弟のように面倒みてくれた。
リアさんの夫はアメリカ人で外交官、ニューヨーク郊外に大きな自宅をもっていた。「外交官夫人ブログ」云々のタイトルでブログを書いていた。
リアさんはブログにたびたび個人生活を赤裸々に紹介していた。六本木で黒人に乱暴され、抵抗して怪我をさせ、警察に引っ張って行かれた等の武勇伝をさんざん聞かされた。
でも、彼女は本物のセレブだったから何の問題もなかった。私生活すべてをさらけ出していたが、そこには嫌味はなかった。それはそれはお見事だった。
だが、ある時からリアさんはぱったりブログを止めてしまった。
つまり、あるときすごく嫌気が差したんだそうだ。どれだけ誠実で楽しいブログを書いても、それを気にくわない連中がいるのだそうだ。嫉妬している連中というか影で羨ましいと思っている輩はどこにでもいるらしい。
彼女は、ある時、ブログを書いていて、突然、馬鹿らしくなった、それでブログをきっぱり辞めた、という。
要するに、私生活を日々、第三者に報告するような生活に疲れたのだ。
私なりに、海外でのブログ執筆生活を、最終的に結論すれば
そもそも我々の日常生活は、いちいち他人に報告するようなものではない!
そんなことを書いている人間は、目標がないか、寂しいだけだ!
あんたは自身という芸能人の追っかけ記者ではないんだよ!
最近は若くしてタイに住んでいる人が多くなり、一体この人たちはどうやって生計を立てているのだろう、と思うことがよくある。
(現地企業に勤めているとか、リタイアビザを持ってる人などを除けば、合法的にタイに居られるのは、大学などの学校に通っているか、起業している経営者などである。逆に言えばそうでないのはみな裏口だ)