ヨーロッパ旅で感じたこと(北欧編)

中央駅にてヘルシンキ・バンター空港行きの時刻表を確認
ヘルシンキ・バンター空港(シェンゲン協定国間は出入国がないので便利)
フィンエアーのマドリード行きに搭乗(長距離線に比べ飛行機は小さい)
北欧フィンランドから南欧スペインまでは4時間半という長いフライト

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フィンランド滞在を終えて、思うこと

ざっくばらんな感想を申し上げれば、北欧のフィンランドはきれいで清潔、社会的なシステムも整備されており、生活しやすい国だと想像されました。人々は礼儀正しく、優しく、おとなしく、親切でほとんど日本人と変わりない感じです。税金が正しく使われており、市民もそれに満足しているような感じでした。さすがは国連調査の世界幸福度世界一の国だと思いました。

一方で、太陽と微笑みの国タイから来ますと、まず断然、日光が少ないように思いました。涼しいのは良いのですが、私たちタイ在住15年日本人の体には、真冬も同然の寒さでした。パタヤーでは1年中プールや海で泳げますが、そんなことはフィンランドではできません。意外にパタヤーには北欧人が多いのもうなづけました。

人々の幸福度が高いものの北欧は東欧南欧に比べて物価が高く、二人でレストランに入りランチでもすれば50ユーロ(6,600円)、気の利いたおしゃれなレストランでは100ユーロ(13,200円)見なければなりません。

その点、パタヤーでは物価上昇が激しいとはいえ、ひとりランチでせいぜい200バーツ(700円)もだせばお腹いっぱいになるでしょう。

単純比較はできませんが、北欧での食事は東南アジアの4倍から5倍と考えてよいでしょう。これはハワイや米国本土とアジアを比較しても同じ感覚かもしれません。

しかしながら、物価や税金が高い分、福祉も充実している、ありとあらゆる分野において、市民への適切なサポートがなされている、人間が人間として扱われている、というフィンランドの方式もすばらしいとは思いました。

いろいろ考えると、結局フィンランドもタイも、ないものとあるものが混在しており、両者を表面的なデータで、単純に比較することはとてもできない、と思いました。

 

私たちがタイに引っ越してからは、自分のやりたい仕事をしている、という思いがあったので、日本にいるときほどストレスも溜まることはなく、旅行は近隣のアジア諸国と日本の往復だけで十分幸せ、という感じでした。

でも、この東南アジアのタイ・パタヤーという場所に長く住んでいると、のんびり暮らせるのは良いのですが、いわゆるアジアの貧困や混沌、タイ人社会のどうしようもない現実を見せつけられ(・・・住んでれば当たり前ですが、地元の警察、税務署、入国管理局などの役所や権威、生身のタイ人の生活、それもその日の生活にも困っている夜の商売の子たちを見たり、そのような現実をまざまざと見せつけられ、現地在住日本人として、彼らとこれからどう渡り合ってゆくのか、というのを考えたとき

一瞬、この混沌としたアジアからしばらく離れたい、と強く願ったことも事実です。

アジアは大好きだし、自分の故郷と思っている。タイはあまり好きな国ではないが、少なくとも自分を頼ってきてくださっているお客様たちが喜ぶ顔を見て仕事をするのは幸せ、と思ってきました。

でも、彼らのどうしようもないその日暮らし、悪い意味でのマイペンライ精神=いつもどうにかなるさでうやむやにすること、正義に思いを馳せるのではなく、正義よりもお金に絡め取られてしまう姿勢、あとさき考えずどんどんモノを買ってしまう姿勢

政府(軍事政権)も警察(軍隊)も市民生活の安定や公共の福祉を願うのではなく、権力者への盲従や力による抑圧、職権利用による市民からの搾取と、その腐敗ぶりはスマイルでは隠せないほど醜く目を覆いたくなるほどだが、

旅行者や来たばかりの在住者に、「内情はこうなんですよ」と言っても「それがタイの良いところじゃないですか」と言って、返されてしまうのです。

長く住めば住むほど、良い面は当たり前と、嫌な面ばかりが目につくようになるのです。

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